ハイブリッドドリル ゼロバリ

バリ取り工程が必要ない不思議なドリル

通常ドリルの穴加工において、穴出口側のバリ取り工程が問題になっていますが、ハイブリッドドリル「ゼロバリ」は出口側のバリが出ず、バリ取り工程が必要ありません。

座面加工とセンタリングが不要

また、現在市販されているドリルは食付きが悪い為、穴あけの前工程としてセンタリングが必要でした。
更に、曲面や斜面へ穴加工においては座面加工とセンタリングが必要になります。ハイブリッドドリル「ゼロバリ」は先端を3D形状(ZXシンニング)にし、食い付きが良く座面加工とセンタリングが不要となります。ハイブリッドドリル「ゼロバリ」のみで振れなく、スムーズなセンタリング及び穴あけが可能となった為、曲がらず穿孔することが出来ます。

必要なものは「ゼロバリ」だけ

通常ドリルは食付き時にドリルの振れが発生する為、真円度と穴公差が悪くなっていましたが、ハイブリッドドリル「ゼロバリ」は先端の3D形状(ZXシンニング)で食付き、スペシャルウェーブドリルで切削抵抗を低減し、1 刃1 刃切り残しなく切れる為、回転、送り共にゆっくり抵抗なく穿孔できます。通常のドリルでは高回転、高速送りで穿孔していた為、熱の発生や、それによるワークの溶着や変形が問題となっていました。「ゼロバリ」は、加工時の発熱が抑えられる為、薄板の穴加工も可能です。また、スパイラルリーマで穴側面の面粗さを向上させ、ファインカーブフルートで切り屑排出性を向上させています。それらの相乗効果によって、真円度が向上し穴公差がH6 以下となり、ハイブリッドドリル「ゼロバリ」のみで穴あけが可能となりました。

発熱を抑え、樹脂の穿孔加工も

樹脂(アクリル、ジュラコン、NCナイロン)の穿孔加工において、通常ドリルは食付きが悪く切削抵抗が大きく発熱する為ワークが溶け、穴側面の粗さ、真円度が悪くなっていましたが、ハイブリッドドリル「ゼロバリ」は、先端の3D形状(ZXシンニング)で食付き、スペシャルウェーブドリルで切削抵抗を約1/4 に低減し、加工時の発熱を抑え、ファインカーブフルートで切り屑の排出性を向上させ、スパイラルリーマで穴側面の面粗さを綺麗にしました。また、それらの相乗効果によりワークが溶けずに面粗さ、真円度を向上させることが実現しました。

ワークにあわせた5つのラインナップ

CFRP用ゼロバリ

詳しい情報はメーカーカタログを御覧ください。

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CFRTP用ゼロバリ

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SUS用ゼロバリ

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アルミ用ゼロバリ

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鉄用ゼロバリ

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